「冬と夏の間」。「夏と冬の間」。簡単に言えば、「春」と「秋」のことなんですけど、この中間の時期をアソスはかねてより「インターミディエイト(intermediate)」と表現してきました。この、暑いシーンと寒いシーンが混在する中間の時期って、サイクリングウェアの選択が結構難しいですよね。
そんな時に重要なのが、個人的には、肌に近いところの素材を信頼性のある素材で固めていくことかと思っています。だから、ちょっと極端な言い方になるかもしれませんが、肌から遠い位置にあるウィンドブレーカーなどの「シェル類」よりも、汗を掻く肌に直接触れる肌着的なアイテムの方が重要なのだと感じています。
お店でお客様と接していると、意外とこれが逆の方が多いです。外側にはしっかりと高額のシェルやジャケットを着用しているのに、ベースレイヤーは本来の季節を逸脱しているモノを着ていたり、サイクル専用じゃないモノを着ていたり。どうしても人目につく所のモノに投資してしまいがちですが、本来、他人からは見えないところのモノの方が、自分には確実に「効く」はずです。まあ、レイヤーリングなんて非常に個人的なものですから、ご本人様が「それで良し」と思えばそれでいいのですが、このポイントを頭に入れておいていただくと、よりインターミディエイトな時期のサイクリングが快適になりますよ!

そのような観点からも、これからの時期のサイクリングに非常に有用なアイテムが、アームウォーマー、ニーウォーマー、レッグウォーマーです。寒さに晒される「弱い部分」を、肌にピッタリと寄り添い、心地良い暖かさで包み込む。一方で、暑すぎてもいけない。そして何より、動きを妨げたり、ズレ落ちたりしないことが求められる。
単なる小物ではありますが、ことサイクリングにおいては、これらウォーマー類は非常に重要な役割を担わされていると思います。なので、これらのアイテムに対してケチらずに、きちんと投資をしましょう。それは必ず、「快適さ」という形で、自らに還ってくるはずです。

写真左より
SPRING FALL ARM WARMERS P1 ¥8,910
SPRING FALL KNEE WARMERS P1 ¥10,890
SPRING FALL LEG WARMERS P1 ¥12,980
2026年春、アソスのウォーマー類が、約5年振り?(正確でなくてスミマセン…)にアップデートされ、最新世代 P1 へと進化しました。先代製品から基本コンセプトはそのままに、素材の配合を僅かに変え、各所のディテールをより煮詰めることで、装着感・フィット感が大きく向上しています。
新作の SPRING FALL WARMERS P1 における最も大きな変化は、製品下端の処理が変わった点です。上の画像の中で、製品上端付近と下端付近を見比べていただきたいのですが、下端は折り返しのシーム(縫い目)が存在せず、かわいい印象の細くて小さなリブとなっています。先が「フワッと」かかる感じです。
これにより、手や足入れ感が大きく向上し、着けたり脱いだりがしやすくなりました。先端部分のすぼまり具合が減ることで、拳や足などの大きな部分を通しやすい結果となっています。一方で、製品上端部分にも若干の改良が。生地を裏表ひっくり返すと、前作同様のズリ下がりを防ぐ目的のシームは存在しますが、前作よりも上端からの距離を増やすことで、よりつっぱり感が出ないよう考えられています。新作のウォーマー類を装着してみると、全体的には細身なのですが、キツ過ぎず、ユル過ぎず、心地良い密着感を感じます。何より着け外しが楽! 裾(下端)を捲りやすいんですね!

左から、アーム、ニー、レッグの下端部分のアップです。作りの分かりやすさのために、少し置く向きを変えてみました。なにやら角上魚類にズラッと並んでいる魚の口のようにも見えてしまいますが(角上好きなんです…)、この部分がアソス新作ウォーマー類の重要なポイントとなります。
これ、メーカーが出している画像とテキストだけでは全く判りませんからね。我々も、実際の製品が届いてからモノを触っていて判明した事実になります。尚、製品自体の持つ暖かさは、先代製品と同等とお考えいただいて問題ありません。
快適なウォーマーを手にして、いざフィールドへ!そろそろ各所峠道の通行止めも解除されていきますよ!