2025春夏コレクションもいよいよ大詰め。今シーズンの最後を飾るに相応しい限定ジャージが登場しました。それも2種類同時に入荷ということで、我々も急に忙しくしております。
・TUDOR PRO CYCLING TEAM 2025 REPLICA JERSEY RS S11
・EQUIPE RS SS JERSEY S11 x SAFA BRIAN
カラー:almond milk
カラー:impossible green
今回はタイトルの通り、TUDOR PRO CYCLING TEAM 2025 REPLICA JERSEY RS S11 を取り上げたいと思います。真夏の祭典、ツール・ド・フランス も始まってますからね。そう、我らが TUDOR PRO CYCLING TEAM もワイルドカード(招待枠)で頑張っているんです。

エースを務めるのは、円熟味を増したジュリアン アラフィリップ選手。私も個人的に大好きな選手です。袖口にあしらわれたアルカンシェルは世界選王者の証。ツール・ド・フランスの前哨戦と言われるツール・ド・スイスで好調ぶりをアピールすると、自国フランス選手権への出場は見送り、体力温存。ツール・ド・フランスにかける想いが伝わってきます。

さて、話を限定ジャージの方へ戻すと、2025シーズン、TUDOR PRO CYCLING TEAM のジャージの発表は2回目となります。前回(3月入荷)がロングライド向けのジャージがベースとなっていたのに対して、今回は最新のレーシングジャージ、EQUIPE RS JERSEY S11 をベースに作られました。

黒をベースとしたチームカラーに、お馴染みの赤い盾の紋章が映えます。もちろん、赤い盾はメインスポンサーであるスイスの時計メーカー TUDOR のロゴ。襟ぐりの下には、「BORN TO DARE」=「勇気を持って生まれてきた」という TUDOR創業者の精神が刻まれ、どこから見ても精悍な佇まい。

2025Ver.のデザインで特筆すべきは、右袖に描かれた Red Bull のロゴ。2025シーズンから Red Bull が公式エナジードリンクサプライヤーとしてチームをサポートしています。火花を散らす二頭の雄牛、これだけでもテンションが上がりますね。
ブログのタイトルに “本気のレース仕様” と書かせていただきましたが、その理由はジャージの内側にあります。背面内側、肩甲骨のあたりをご覧ください。
通常のジャージにはないギミックとして、背中の肩甲骨のあたりにラジオポケットが付いています。選手がレースに臨む際、ここに無線機を入れておくことで、先頭とのタイム差やレース展開をリアルタイムで知ることが出来、監督からオーダーを受ける訳ですね。
我々一般人には全く必要のない機能ですが、それを製品に落とし込むところにアソスらしいエスプリを感じずにはいられません。
それからもう一つ、襟ぐりのサイズが表記してある部分にもご注目ください。ネームタグになっていることにお気づきですか? 小さく Rider と記された枠に、自分の名前やニックネームを入れるのも良し、好きな選手の名前を入れて応援するも良し、せっかくなので思いっきり楽しんで使ってください。
日本への入荷は XS〜XLサイズまで、各サイズとも数枚となります。気になっている方はお早めにどうぞ。※ L、XLサイズは完売しました。2025年7月11日