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ウエストの構造、パッドの厚み、裾丈の長さ、何もかもフレッシュに生まれ変わったレディース定番のハーフショーツ。

APSTStaff による の投稿
ウエストの構造、パッドの厚み、裾丈の長さ、何もかもフレッシュに生まれ変わったレディース定番のハーフショーツ。

2026シーズン、新たに生まれ変わったアイテムがいくつかある中で、今回は女性向けのハーフショーツを取り上げてみたいと思います。前作「C2」から新世代「S11」へアップデートされ、機能面でどのあたりが大きく変わったのでしょうか?

まず基礎的なおさらいとして、アソスにおける “ハーフ” という呼び方は、裾丈の長さではなく、サスペンダー(ビブ)の付かない構造を表しています。簡単に言うと、腰履きタイプのボトムスのこと。

今や男性サイクリストの多くがサスペンダー「あり」を好む傾向にあり、中には、サスペンダーは「あるべき」という、押しの強い意見もあったりもします。

この辺り、ロードバイクに慣れていない初心者からすると、とっつきにくいと感じてしまうかもしれません。女性の場合は特に、休憩時やお手洗いの時はどうするの? という不安が常に付きまといますから。

その点、心理的なハードルを下げてくれるという意味も含めて、ハーフショーツはユーザーフレンドリーなアイテムです。サスペンダーが「ない」ことのメリットとして、簡単に着替えられる、お手洗いがスムーズ、肩がこらない等々、ロードバイクと気軽に向き合える要素が大きいと言えます。仲間と一緒にカフェライドや、お花見ライドへ、そんなカジュアルなライドでは、むしろサスペンダーがない方がリラックスしやすいのも事実。

 

高級感溢れるシルキーな素材と、お尻に優しいもっちりしたパッド。

改めてですが、今回は女性向けのハーフショーツの最新バージョン = UMA GT HALF SHORTS S11 をご紹介させていただきます。

まず基本的なスペックとして、ショーツ本体の主素材は、原材料の80%が再生ポリアミドからなる「QUARTS」という素材が使われるようになりました。繊維の肌理が非常に細かく、肌に吸い付くようなシルキーな肌触りが特徴です。

アソスが得意とする高密度なワープニットのお陰で、生地が伸びた状態でも表面が白っちゃけて見え難く、肌の透け感を抑えてくれる効果もあり。ブラックの色味が深く、一目で「良い素材使ってますね!」というのが感じられます。

速乾性・通気性に優れているので、汗の処理が非常にスムーズ。防臭効果もあり、大量に汗をかく夏場こそ素材の良さを感じていただけるでしょう。

 

パッドのフィットシステム、「ゴールデンゲート」はS11世代でも継承されています。パッド中央付近の両サイドを浮かせることで、ライダーの動きに追従する完璧なフィット感をもたらします。股擦れを防いでくれる、最も合理的なパッドの構造と言って良いでしょう。

パッドの厚みは、前作の11mmから12mm へ変更されました。数値上は1mmアップしただけと言えばそうなのですが、実際に指で推してみると、指先にもっちりとした反発力が伝わってきます。パッド全体の面積で考えると、振動吸収性が大幅にアップしているのは間違いありません。

 

腰骨をホールドし、安定したフィット感をもたらす、hipClick 構造。

ウエストベルトの辺りをご覧いただくと、生地が二重になっているのがお分かりいただけるでしょうか。アソスのレディースにのみ採用されている hipClick と呼ばれる構造です。

2種類の素材を用い、外側は低く、内側は高くすることで、腰回りを優しく包みこみ、安定したフィット感をもたらしてくれます。

外側に配されたエラスティックバンドは、骨盤から腰の後ろ側に向かってしっかりとテンションが働き、ショーツ本体がずり下がるのを防止します。

そして、下腹部に向かってV字型のローライズなカッティングにすることで、テンションが一点に集中しない工夫も。前傾姿勢でも腹部を締め付けることなく、リラックスしたフィット感を保ちます。

内側に配されたメッシュライナーは、腰骨よりも高い位置まで包みこむハイウエストな仕様です。メッシュライナーがおへその上までしっかり隠してくれるので、ジャージの裾が捲れてもインナーや肌を露出させないという配慮がなされています。

 

ここで注目していただきたいのは、前作と比較すると、メッシュライナーの柔軟性が格段に向上したということ。ベースレイヤーに近い、肌当たりの優しい素材に置き換えることで、ウエスト周りが二重になっていることを感じさせなくなりました。

 

裾丈の長さの正解は? ちょっと長いくらいがスタイリッシュ。

アソスのオフィシャル情報によると、本作S11世代から、裾丈が “やや長く” なったとのこと。「何cm長くなった」という具体的な数値が分かると良いのですが、かなりぼやかした表現にとどまっています。

我々スタッフの見立てでは、前作よりも1~2cm長くなった感じですね。メーカーは、“やや長く” と謳っていますが、今のトレンドからすると、これくらいが普通の長さという気がします。

レースシーンを例にとってみると、10年20年前と比べて、選手が履いているビブショーツ(レーサーパンツ)の裾が、膝にかかりそうなくらい長いのを目撃します。なんならソックスも長い。選手の場合、機能素材で肌を覆う面積を増やすことで、エアロ効果や、コンプレッション効果によるアドバンテージを稼ごうという発想ですね。

一般のサイクリストが、そこまでレースに特化した性能を求めているかどうかはともかく、スタイルとして捉えた場合、裾丈が長い方が視覚的な脚長効果は大きいのは間違いありません。今はどのメーカーのレーパンも裾が長い傾向にあり、肌の露出を抑えることで、上品な大人のサイクリスト像をイメージしているものと思われます。

 

裾の長さに関しては、重要な点がもう一つ。本作 UMA GT HALF SHORTS S11 では、裾の長さが2段階設定されており、「標準タイプ」と、プラス3cm長い「ロングタイプ」からお選びいただけます。

 

感じ方に個人差はあるものの、日本人の平均身長くらいの方であれば、「標準タイプ」がお勧めです。また、高身長かつ細身の方でしたら、「ロングタイプ」をお勧めいたします。

参考までに、アソスのモデルの女性が、身長178cm・体重70kgで、Mサイズを着用されているそうです。身長・体重だけ聞くと、Lサイズの方が良いんじゃない? と思ってしまいますが…。

最新S11世代のショーツ生地はめちゃめちゃ伸縮性が良くなっていますので、前作よりも履きやすくなっているのもポイント。どっちのサイズにしようか迷ったら、小さい方をお勧めいたします。ご購入を検討されている方に限らせていただきますが、店頭ではご試着の上、サイズを確かめていただくことも可能です。

最新の在庫状況につきましては、下記リンク先、当店オンラインストアをご覧ください。
皆さまのご利用を心よりお待ちしております。

裾丈:標準タイプ
UMA GT HALF SHORTS S11

裾丈:ロングタイプ
UMA GT HALF SHORTS S11 ロング丈

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