本日4月2日(木)は当店、2日間の定休日明けです。お昼12時の開店までの時間は、お休みの間に皆様から頂戴したオンラインストアからのご注文を発送する作業を、スタッフ2名で行なっています。今日は30件弱のご注文。商品を1点ずつ検品したのち、梱包していきます。

手順としましては、
① ご注文いただいた商品をバックヤードや売り場から集める。
② 製品パッケージを除菌ウエットティッシュで拭き、綺麗にする。
③ 納品書のご注文明細と付き合わせ、間違いがないかを確認。
④ 製品を1点ずつ必ず開き、各所を目視にてチェック。汚れや傷などの不具合等がないかを確認。ジャージやショーツやタイツなどは裏表ひっくり返して内部も確認。ジャージやジャケットなどは必ずファスナーを開き、動きをチェックする。もし不具合等があれば、他の個体と取り替える。
⑤ 糸の始末が甘かったりする箇所があれば、飛び出した糸を始末。糸屑などが付着していれば取り除く。
⑥ 「最初の状態(メーカー出荷時)よりも綺麗に!」を意識し、製品を畳み直す。
⑦ 梱包前にもう一度、ご注文明細と付き合わせ確認。お客様のお名前、ご住所、指定時間などを再確認。
⑧ ちょうど良い梱包資材を選び、輸送時に内容物にダメージが出ないよう緩衝材などを入れて、丁寧に梱包する。
こんな感じでしょうか。
実際には上記の作業と並行して、もう一人が、ヤマト運輸の送り状を作成し、パッケージの組み立てを行なっていきます。

「アソスは高級ブランドだから、検品なんて言っても大してやることないでしょ〜」と思われている方! そんなことはありません! いえ、そんなことあります!
この辺り、あんまり詳らかにするとメーカーや代理店さんから怒られてしまいますので、大人な事情ではっきり言及するのは避けますが、現在アソスの製品は本当に沢山の国々で生産されておりまして、当然ですが、その生産国・生産工場の技量やクセ、国民性なども製品を通して感じることが出来ますね。それを当店の検品によって、均質化しているというか、整えているというか。まあ、そんなところです。
ちなみに思いつくままに、現在のアソス製品の生産国を挙げてみますと、
・ブルガリア
・リトアニア
・イタリア
・ポルトガル
・ルーマニア
・ボスニア・ヘルツェゴビナ
・チュニジア
・中国

作りは綺麗なんだけど、畳めない国ってのもありまして…。どこの国とは言いませんが、これは多分に国民性なのかなと。時折、ビブタイツなどでメーカー出荷時の畳み方が下手くそで、すごくシワがついてしまっている物があるかと思います。こういった物も我々の検品を経て、畳み直しては発送しております。決してお店で試着等の結果、シワシワになったものではありませんので、何卒ご容赦くださいませ。

そんなことを、15年間ほぼ毎日、スタッフ2名で行なってまいりました。せっかくアソスをお買い上げいただいたお客様に、最高の状態でお届けしたい。アソスを買って良かった。そう喜んでいただきたい。この検品という行為は、ある意味自分たちのプライドなのかもしれません。我々の存在する意味。

なんて、偉そうなことを言ってしまいましたが、時折ミスや見落としがあることも事実でして…。先日は7万円のエアロワンピースにおいて、胸部にほつれがあることを見落としてしまい、届いたお客様からご指摘をいただいた事例もありました。当該事案のお客様、本当に申し訳ございませんでした。この事案の検品担当者は、スクールウォーズの森田ばりに「悔しいですぅ〜!」と咽び泣いておりました。まだまだ精進しなければなりません。

最後に、あなたにとって検品とは?
「検品は、お客さまの為でもあるが、自分の為でもある。検品という行為により、アソス製品の裏の裏まで知ることが出来る。」(スタッフ ヒタチ)
「大好きなアソス製品達が、ユーザー様の元へ羽ばたく瞬間。綺麗に身支度を整え、新天地でしっかり活躍するんだよ。帰ってきちゃダメだよ。という親心に近い感覚で、製品を検品しています。フィギュアスケートの選手を送り出す、リンクサイドのコーチのような心境にも近いかもしれません。」(スタッフ アイハラ)