耐候性・エアロ効果・超コンパクト、機能を凝縮した新しいシェルの形
Tudor Pro Cycling Team のリクエストによって生まれた EQUIPE RS SHELL JERSEY S11 、一見すると普通の半袖ジャージのようですが、アソスが提案する新しい全天候対応シェルの形です。ジレに袖を付け足したもの、といえばイメージしやすいでしょうか。ジャージの上に重ね着することで、冷たい風雨の侵入を防ぎ、体幹を冷やさないことが主な役割となります。
「ASSOS aeroScience」というコンセプトのもと、ネガティブな空気抵抗を徹底的に排除した本製品。従来のカサカサしたシェルとは別物、全体を柔軟な素材で構成することで、レーシングジャージと遜色のないエアロ性能を実現しました。
主な用途として、春先や晩秋の冷涼な季節のトレーニングに、また、悪天候のレースを戦うシリアスレーサーの為に、速さを追求した決戦用シェルと言って良いでしょう。
高強度でも蒸れない、超軽量ソフトシェル DIAMOND Ultra
2025秋冬シーズンより注目すべき素材が、2レイヤーの超軽量ソフトシェル = DIAMOND Ultra です。従来のソフトシェル SPHERE に代わる素材として、より高い防護性と透湿性を有し、セカンドスキンのようにフィットする柔軟性に富んだ素材です。ボディの正面をメインに、脇腹、肩甲骨を包み込む包み込むように配置され、冷たい風の侵入を防ぎ、小雨や濡れた路面からの跳ね上げからも守ります。
また、DIAMOND Ultra 素材の持つ高い通気性と透湿性により、ウェア内に熱気が籠るのを防ぎ、汗蒸れを素早く発散します。高速巡行や峠の登りなど、発汗量の多いシーンでも肌面が汗で濡れるのを抑え、体温の低下を防いでくれます。
レーシングジャージの袖をベースに保温性アップ
スリーブ(袖)には、アソスの夏用ジャージの中核、EQUIPE RS JERSEY S11 から派生した素材 = 575CX が使われています。表面にストライプの溝が施され、風洞実験でも高いエアロ効果が立証されています。(UCIの規定により、ウェア生地の溝の深さは1mm以下と定められています。)
また、圧縮性(=素材が伸び縮みする力)に優れたワープニット素材は、一見するとかなり細い袖口ながら、袖を通すと、どのような腕の太さの方にもピッタリと過不足なくフィットする、非常に秀逸な袖口の作りとなっています。
夏用ジャージの袖との違いは、生地の厚みを増し、より高密度に織り上げることで、適度な保温効を持たせている点。気温の低い朝夕の時間帯や、長い下りのシーンにおいて、脇下や上腕部の冷えを防ぐのに効果的です。
その他、製品の特徴
・背面中央のメッシュパネルにより、余分な熱気を逃してくれるのはもちろん、内側のジャージピン留めしたゼッケンが外から見えやすいというメリットも。
・LAW CUT処理(=切りっぱなし)がされた袖口、裾は、冷気の侵入を防ぎつつ、段差が生じにくいのが特徴。クリーンかつエアロなフォルムを構築します。
・体温調整を容易にするダブルファスナーを採用。走行中にクールダウンしたい時は、下側を開くケープスタイルがお勧めです。また、バックポケットにアクセスしやすいメリットも。
・天候が回復したり、日中の気温が上昇したシーンでは、小さく折りたたんでバックポケットに収納することも可能です。
フィット感:エアロフィット(身体に密着するタイトフィット)
材質
主素材:ポリアミド 73%、エラスタン 27%
袖部:ポリアミド80%、エラスタン 20%
背面メッシュ:ポリアミド 75%、エラスタン 25%
生産国 :リトアニア
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