2024シーズン、アソスの秋と冬のベースレイヤーが大幅進化!
2024シーズン、アソスが誇るサイクリング向け高機能ベースレイヤー、SKIN LAYER(スキンレイヤー)が「P1」シリーズとなり、ブラッシュアップされました。前作のコンセプトと技術を継承しつつも、全体的に15%程度の軽量化を実現。前作でも充分に薄く軽量だったところから、さらなる軽量・薄肉化が果たされ、全く何も身に付けていないような着用感により近づきました。
カーボン混紡繊維と、縫い目が無い独特の作りによる着心地の良さ
肌と触れる最初の層、つまり、ベースレイヤーこそ代謝機能を整える最重要アイテムとして、いつの時代も素材開発に余念がないアソス。その最新の答えが、速乾性と抗菌作用に優れた独自のカーボンファイバー混紡繊維の採用です。カーボンファイバーが持つ抗菌作用により、匂いの原因となるバクテリアの発生を抑える働きがあります。加えて、サーキュラーシームレス製法によってチューブ状に編み込まれたボディは、不快な肌当たりを生む縫い目を減らし、均一なテンションで肌に心地良く馴染むようにフィットします。
ウール配合の ULTRAZ WINTER は、他種とは一線を画す暖かさ
新型 SKIN LAYER P1 シリーズの中で、最も寒い時期に向けて開発された製品が ULTRAZ WINTER LS SKIN LAYER 。この製品のみ、素材にウールが配合されているのが特徴です。全体の30%を占めるウールが、化繊の隙間を埋めるように配合され、他の2種類の長袖ベースレイヤー(スプリング フォール、ウィンター)と比較し、保温性の向上と共に、繊維内への冷気の侵入を防ぐ効果も高くなっています。また、メリノウールが持つ天然の抗菌作用により、永続的な防臭効果を持ち合わせます。
新型 SKIN LAYER P1 シリーズにおいては、この ULTRAZ WINTER のみ前面と背面の作りの違いがなく、背中側もしっかりとした暖かさを感じられます。
ULTRAZ WINTER は、ハイネックになりました!
新型 P1 世代の ULTRAZ WINTER は、首の大部分を覆う程のハイネックになっているのが大きな特徴です。従来品の、首の長さのおおよそ 2/5 程度を覆うセミ ハイネックと比較し、ネックカバー等が無くてもしっかりと冷気から首周りを守ることが出来ます。また、首周りの肌に触れる部分は、黒色の化繊素材のみで構成されているのが特徴です。この部分にはウールを配合しないことで、掻いた汗を素早く発散すると共に、ウール特有のチクチクする感じもありません。
「ウール」と「化繊」の良いとこ取り
一桁の外気温下において適切な体温を保ちながら、掻いた汗(水分)はスムーズに、ベースレイヤーの上に着ている衣類へと移行させます。ウールの長所は、優しい肌触りや心地良い暖かさに加え、汗を掻いても冷たく感じにくい性質。一方、化繊の長所は、素材の軽さと素早い水分移行のスピード。汗を掻いて、冷たい風に晒される冬場のサイクリングにおいては、この水分移行のスピードがとても大切になってきます。ULTRAZ WINTER LS SKIN LAYER P1 は、「ウール+化繊」のハイブリッド素材で、両素材の得意とするところをそれぞれ引き出そうという意欲的な製品です。
優しい着心地で、決してオーバースペックではない
「ウルトラ ウィンター」という幾分大袈裟な製品名から、過剰な暖かさを連想される方が多いかもしれませんが、実際の製品は関東近郊の真冬(1月上旬〜2月下旬)にちょうど良い暖かさとお考えください。ご注意いただきたいのが、前身頃が二重素材になっていたり、ましてや前面に防風素材が入るような「過剰なほどの暖かさ」の製品とは全く異なります。
先代製品において実際に着比べてみた印象は、外気温が3℃を下回った環境では、「ウィンター」はだいぶスースーした感じが出てくるのに対し、「ウルトラ ウィンター」は0℃を下回っても尚スースーした感じが出ず、じんわり暖かいという点です。スタート時の外気温が0℃を下回ったり、日中でも5〜6℃までしか気温が上がらないような寒い日のライドには、こちらの「ウルトラ ウィンター」スキンレイヤーをお勧めいたします。
男女別々のサイズ展開 & シルエットを採用
従来アソスのベースレイヤーはユニセックスの展開でしたが、SKIN LAYERシリーズから、男女別々のサイズ展開となりました。また、男女の骨格の違いを考慮して、メンズは肩の切り替えが直線的なボックスシルエットを採用。レディースは肩に丸みを帯びたラグランスリーブを採用しています。
材質 : 50% ポリプロピレン、31% ウール、10% ポリアミド、6% エラスタン、3% カーボンファイバー
生産国:イタリア
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