アソスのタイツコレクションの中核を成す、レーシーな真冬向けのビブタイツ
HABU(ハブ)とはアソスの冬のコレクションにおいて、その製品が中〜強程度の防寒性を備えていることを表すオリジナルの呼称です。対応温度域はおおよそ 0〜12℃。日本の多くの都市近郊にお住まいのサイクリストにとって、年明けの厳冬期間も含めると、最も日本の冬の平均的な寒さに適した製品が、このビブタイツと言えるでしょう。
ULTRAZ WINTER 向けのようなあからさまな暖かさではないので、使い始めるタイミングもそこまで遅くない。一方で素材の高性能化により、一時的にかなり冷え込んだシーンがあっても、そこまでシリアスな事態に陥らずにこなせてしまう。そのような性格から、東京・名古屋・大阪などの大都市近郊のユーザーにとって、1つのタイツで晩秋〜冬〜厳冬をこなしたいという希望があるのならば、こちらのビブタイツ EQUIPE R HABU WINTER BIB TIGHTS S11 がその有力な候補になるでしょう。
新素材 RX Extreme の優れた保温性能により、1枚仕立てでも充分暖かい
本製品で使われている保温素材 RX Extreme は、アソスのRXシリーズの中では、最も高密度かつ肉厚なワープニット素材です。従来の薄手のフリース2枚分と同等の保温性を持つことから、前モデルでは大腿部から膝の前側がフリース2枚仕立てだったのに対して、本製品では1枚仕立てに置き換えることに成功しました。下半身の大部分が1枚仕立てになった恩恵として、生地の抵抗が減り、ペダリング時の関節の動きが楽に感じられるようになりました。また、パネルを接合する段差が無くなったことで、肌面にフラットに、均一なフィット感を得られるようになりました。
下腹部を冷やさない、極薄ソフトシェルが雨風をシャットアウト
走行風を受けて冷えやすい下腹部には、外側に極薄のソフトシェル AIR BLOCK.1098 を配置することで、冷気や濡れた路面からの水しぶきをシャットアウト。この素材が下腹部に入っていることが、シリアスなシーンにおいても、とても心強くいられるのです。膀胱を冷えから守ることは、トイレの回数を減らす効果も。また、AIR BLOCK.1098 は、透湿性の高さにおいてもとても優秀な素材です。下腹部の蒸れを最小限に抑え、ドライで快適な状態を保ちます。
パフォーマンスを引き上げる、S11世代レーシングフィット
最新S11世代のレーステクノロジーが本製品にも惜しみなく投入されています。全体の作りとして、AEDP11 レーシングフィットを採用。360°全方位にコンプレッションが働き、下半身の筋肉の収縮をサポート。ライド中の激しい動きにも安定したフィット感をもたらします。エアロ効果を高める、全体に引き締まったシルエットが特徴です。
ペダリング効率を高める、スリム化されたパッド
新型パッド RS S11 insert 、単層の 9mm厚のインフォームは前作同様の厚みです。一方、インフォームの形状は完全に見直され、大胆にシェイプされました。これには、サドルからはみ出していた部分をカットすることで得られる軽量化、そして、ペダリング時に生じる内股との擦れを最小限に抑える効果があります。
その他、製品の特徴
・生地表面に施された撥水加工(Acqua Shield Tec)により、霧雨程度であれば表面が水を弾き、濡れによる冷えから身体を守ります。濡れた路面からの跳ね上げも染み込まず、コロコロと水の玉となって落ちていきます。
・ふくらはぎの外側に配置されたリフレクト素材は、夜間やトンネル走行時の安全確保に役立ちます。街頭やクルマのヘッドライドを反射する光が、ペダリングのストロークに合わせてパッシング(点滅)のようにドライバーへ注意を促します。
・パッドのフィットシステム、「ゴールデンゲート」構造はS11世代でも継続。パッド中央付近の両サイドを浮かせることで、ライダーの動きに追従する完璧なフィット感をもたらします。パッドに積層されたハニカム構造「3Dワッフル」が通気性を高め、汗や蒸れを素早く排出します。
材質 : 76% ポリアミド、24% エラスタン
生産国:ブルガリア
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