どうも、ASSOS PROSHOP TOKYO の常陸(ひたち)です。
今回は、手が冷たくてお悩みの方へ、冬用グローブに関するネタをお届けします。「あれ、前回も冬用グローブの話だったよね?」と思ったそこのあなた、いやいや、冬のグローブの正解は一つじゃないんです。防寒性か、操作性か、はたまたコスパか、冬のグローブに何を優先するかは、サイクリストにとって永遠のテーマと言っても良いでしょう。
気温が 0℃付近、息が白くなるほどの寒さの中でも、上半身は意外と平気だったりします。肌のセンサーが寒さを感じると、脳からの指令で、内臓を守ろうと血流が身体の中心に集まってくるから。その結果、10~20分漕いでるうちに身体はポカポカ〜。
その反面、手先・足先といった末端部は血の巡りが悪くなります。手が悴んでくると、ブレーキや変速の操作がしづらくなるだけでなく、痺れや痛みを伴います。ひどい時にはハンドルを握っている感覚すら無くなってしまうことも。真冬の早朝ライドを経験したことがある方なら、うんうんと頷いていただけるでしょう。

前置きが長くなりましたが、今回はですね、「アソス史上最強の防寒グローブはどっちだ?」と題して、2024モデルと2025モデルの厳冬向けグローブを比較検証しようという試み。何しろ、2025モデルは従来の5本指グローブから大きく様変わりして、アソスでは初となるトリガータイプ(3分割)のグローブとして登場しました。

肝心の「暖かさ」や「使い勝手」はどうなの? という皆様の疑問に対して、我々スタッフの目線から、それぞれのグローブの「良い点」と「ダメな点」を挙げさせていただき、最終的に皆様にとって最適なグローブ選びのお手伝いになればと思います。
2025モデル
ULTRAZ WINTER GLOVES P1
外気温の目安 -5 ~ 5℃
製品重量 片側 65g(Mサイズ)

このグローブの良いところ
単純に「暖かさ」で言ったら、このグローブに勝るものはありません。全体がアウターシェルで覆われ、縫い目の少ない構造により、内側の熱を逃さず、外気の侵入を防ぐ効果が非常に高い。5本指グローブでは真似出来ない、圧倒的な熱容量を誇ります。とにかく暖かいグローブが欲しい方、また、極度な末端冷え性の方にオススメです。
ぽってりした見た目に反して、製品重量は非常に軽く、ハンドルを握りやすいソフトな装着感。
中指、薬指、小指は、それぞれがライナーで仕切られているので、隣り合う指同士が汗でベタつくのを防ぐ効果もあり。
このグローブのここがダメ
細かい操作が苦手。ジャケットのファスナーの上げ下げや、バックポケットから荷物を取り出すくらいは可能です。もちろん、ブレーキおよび変速の操作は問題なく行えますのでご安心ください。
防寒性が非常に高い反面、日中気温が上がると内側が蒸れやすい。真冬の早朝・夜間、また、1月~2月の厳寒期専用と思ってください。
人差し指の先端がタッチパネル対応と謳っていますが、正直なところ、反応はあまり良くないです。
2024モデル
GTO ULTRAZ WINTER THERMO RAIN GLOVES
外気温の目安 -2 ~ 8℃
製品重量 片側 59g(Mサイズ)

このグローブの良いところ
プロダクトとして完成された美しさ。マットな質感のアウターシェルと、手のひらのレザー調の素材のコンビネーションがエレガントさを醸し出しています。また、ゴールドのロゴがちょっとしたアクセントに。
防寒性の高さ、操作性の良さ、どちらの性能も高いレベルでバランスが保たれています。また、ソフトな握り心地といい、指先のグリップ力の高さといい、機能面で欠点らしい欠点が見つからないグローブです。厳冬向けのグローブで迷ったら、これを買っておけば間違いなし!
手の甲側に使われているマットブラックの素材は、アソスのレインシェルから派生しており、強力な撥水性を有しています。ちょっとした雨や小雪が降るシーンでも安心。
このグローブのここがダメ
良い素材を贅沢に使い、細部の仕上げにも拘っている為、元々の販売価格が突出して高い(定価 3万円オーバー)。
現在はアウトレット価格で販売しているものの、それでもまだ高い(2万円オーバー)。
タッチパネル非対応。
以上、なるべく簡潔に、わかりやすくお伝えしたつもりですが、何となく両者の違いをお分かりいただけたでしょうか。結論としては、どちらが優れているということではなく、その人に合ったものを選ぶことが大事だということです。
今回取り上げたグローブ2種は、当店オンラインストアからもご利用可能です。手先が暖かいと、気分もほっこり。アソスのウインターグローブで冬を楽しく乗り切りましょう!