この、まるでストローの束のように見えるのは、アソスの新しい真夏用のインナー RACING NS SKIN LAYER P1 の表面です。蒸し暑さがいよいよ本格化してきた東京ですが、ここからしばらくの間は、このアイテムが相当活躍してくれると思いますよ! まだお持ちでない方は、是非ワードローブへの追加をご検討くださいませ。

RACING NS SKIN LAYER P1 ¥25,300
RACING NS SKIN LAYER P1 と名付けられた、いかにも涼しげなフルメッシュのベースレイヤーは、2026 SUMMER アイテムの中でも、最も注目すべき新製品です。近年、世界各地を悩ませる夏の猛暑対策として開発されました。とりわけ夏の湿度が極めて高い、我々日本のサイクリストにとっては、非常に頼りになるアイテムとなりそうです。

この画像が、素材の内面と外面、双方をはっきりと認識できる画像なのですが、製品の内側から外側に向かって、「数字の0」状にパカッと開いている構造になっているのがお判りいただけると思います。この内から外に向かう「極端なワンウェイ」な点が、この製品の涼しさの秘密です。この外に向かって花弁のように大きく開いている繊維を通して、ウェア内の熱気や汗をグングンと効果的に排出(プッシュ)していきます。そして、その代わりに得るのは「涼しさ」です。
液体が気体(水蒸気)に変わるとき、周囲の熱を吸収します(蒸発熱)。この作用により、対象物の表面温度や周囲の空気が低下します。この働きを「気化熱冷却」と呼びますが、このインナーは、着用することで積極的に気化熱による冷却を行い、涼しく感じさせようという製品なのです。

この製品、非常に独特の手触りとなっているのが特徴で、ドライなのに柔らかくて、厚みがある。伸縮性抜群のビラーンとした素材で、身体を包み込みます。素材に嵩丈(厚み・高さ)があるのが特徴で、この高さにより、ジャージの下にたっぷりと空気のベールを形成することが出来るのです。
肌に当たりストレスの原因となる縫い合わせ箇所は、両肩に施された僅かなシームのみ。それ以外にシームや縁り返しの段差などは存在せず、脇ぐりや裾はレーザーで裁断された LAW CUT 処理がなされています。

既存の(アソスのスタンダードな)夏用インナーと最も違う点が、この素材の嵩丈と網目マスの大きさで、空気の含有量が著しく増えているのが、この新型インナーの特徴です。「空気を纏う。」が更にパワーアップした感じですね!
暑がりの方や暑さに弱い方。また、汗っ掻きの方には、とりわけ効果を感じていただけると思います。素肌にジャージを直に着用するよりも、肌面にたくさんの空気が流れているので、涼しく感じられますし、汗もどんどん処理してくれて乾きが早くなります。

ジャージの胸元にこの素材が覗いていたら、まさにそれは「クールな」サイクリストですね! 夏のサイクリングの快適さが一気に増す、「着る常時気化熱冷却装置」。これから始まる夏の時期に是非ご活用ください!