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富士ヒルに向けて、ウェアの準備はいいですか? 天候によって変わる、最適なシェルの選び方。

APSTStaff による の投稿
富士ヒルに向けて、ウェアの準備はいいですか? 天候によって変わる、最適なシェルの選び方。

どうも、常陸(ひたち)です。
前回ブログでは柄にもなく、富士ヒル(Mt.富士ヒルクライム)に向けた “心構え” 的なお話をさせていただきましたが、今回はその延長としてウェアに関するお話です。

試走から本番まで、持ち物リストの中に入れておきたいアイテムが、ウィンドジャケットやレインジャケットに代表される “シェル” です。シェルの使いどころとしては、スタート前の待ち時間と、ゴールしてから下山するまでの間、身体を冷やさない為に着用します。

スタート地点の富士北麓公園(標高1,000m強)から、ゴール地点の五合目(標高2,300m)まで、コース全体が標高の高いエリアに組み込まれていることから、下界よりも気温が低く、天候の変化が激しいことは、なんとなくイメージ出来ると思います。

その日の天候にもよりますが、朝のスタート時には気温が10℃前後、ゴール地点では日中でも気温が5℃以下になることもあります。ヒルクライムの競技中を除いては、常にシェルを纏っていた方が良い、それくらい必携のアイテムと言って良いでしょう。

また、ひと言にシェルといっても、アソスの中でもいくつかの種類に分かれています。風除けに特化したウインドジャケット、完全防水機能を持たせたレインジャケット、さらに、ウインドとレインの中間的な役割のシェルもあり、それぞれ使われいる素材によって、得意とするシーンが変わってきます。

アソスの現行ラインナップ(2026春夏)でいうと、以下の3つが主な選択肢。
MILLE GT WIND JACKET S11 価格 31,150円(税込)
MILLE GT SHELL JACKET S11 価格 39,930円(税込)
EQUIPE RS SCHLOSSHUND RAIN JACKET S11 価格 74,800円(税込)

この3種類の中からどれを選べば良いのか? という問題ですが、これが正解というのはありません。「価格が高い = 上位互換」と思っていただければ大丈夫です。天候が悪いシーンほど、上位モデルの性能が活きています。

5段階評価でシェルの性能を徹底比較

3種類のシェルの性能について、5つの項目について、5段階で評価をつけてみました。(この評価は、アソス社が公開している製品スペックを拠り所に、当店が独自に考察と検証を行った指標となります。予めご了承ください。)

防風性:富士ヒルのように標高の高いエリアは風が冷たく、突然強い風が吹くこともあります。下山時は特に重要な要素となります。

防水性:雨の侵入をどれだけ防げるか。完全防水か、ある程度の撥水性を有しているか。雨の心配がなければ、防水性は考えなくても良いと言えます。

断熱性:シェル自体が持つ保温機能です。素材の厚さや構造によって、どの程度の暖かさを期待できるかが決まります。

蒸れにくさ:素材自体が透湿性を表しています。また、メッシュ素材を使っていたり、構造的に通気口を確保しているかどうか。余分な汗や蒸れをどれだけ外に逃がせるかで、快適性が大きく変わります。また自分のかいた汗で身体が冷える “汗冷え” を防ぐ為に重要です。

軽さ:ヒルクライム競技中は着用せずに、バックポケットに入れて持ち運ぶことになります。製品重量が軽いほど登りが楽になり、折り畳んだ際のサイズも小さくなります。


MILLE GT WIND JACKET S11

・防風性:4
・防水性:1
・断熱性:2
・蒸れにくさ:4
・軽さ(92g / Mサイズ):5

総合得点 = 16ポイント


MILLE GT SHELL JACKET S11

・防風性:5
・防水性:3
・断熱性:4
・蒸れにくさ:3
・軽さ(183g / Mサイズ):3

総合得点 = 18ポイント


EQUIPE RS SCHLOSSHUND RAIN JACKET S11

・防風性:5
・防水性:5
・断熱性:3
・蒸れにくさ:5
・軽さ(126g / Mサイズ):4

総合得点 = 22ポイント


最初に持つべきシェルは?

総合得点の高い EQUIPE RS SCHLOSSHUND RAIN JACKET S11 に関していうと、防風性と防水性の両立に加えて、透湿性(蒸れにくさ)も最高レベルを実現しています。これは、素材の進化によって、相反する性能とされている「防水性」と「透湿性」を同時に高めることができるようになったからです。運動中の汗を効率よく外に逃がしながら、雨や風で体が冷えるのを防いくれます。それでいて軽量で持ち運びがしやすいのだから、まさに理想的なシェルと言えます。

かと言って、他のシェルが性能的に不十分という訳ではありません。EQUIPE RS SCHLOSSHUND RAIN JACKET S11 が突出して性能が高いだけ。そして、価格も突出して高い…、お財布には優しくないです。

そうそう、富士ヒルの場合、事前に荷物を預かってくれるサービスがあり、下山時に必要な装備(防寒着、着替え、雨具など)をゴール地点まで運んでもらうことが可能です。ヒルクライムにおいて、持ち運ぶ荷物を少なく出来るメリットは大きく、また、このサービスを利用することで、スタート前に用意するシェルを絞りこむことも。

シェル選びのポイントとして、普段のライドでどれだけ活躍してくれるか、また、コストパフォーマンスという観点でいうと、むしろ下位グレードの方が気軽に使いやすいという意見もあります。

まだシェルとお持ちでない方でしたら、まずは一番ベーシックな MILLE GT WIND JACKET S11 をお勧めいたします。これでも十分頼もしい相棒になってくれる筈。今回のブログを参考にしていただき、皆様にとって最適なシェルを探してみてください。

今回紹介させていただいたシェルの一覧は コチラ

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