ロードバイクにおけるウェアの重要性 その1



「ロードバイクを快適に乗るために重要なのは、タイヤ、ホイール、ウェア。この3点である。」

日本ロード界のレジェンド、故 森幸春 師匠がいつも言っておられた言葉です。

「とりわけ、ウェアは快適さと共に、格好良さを大きく左右する。」とも。




何のスポーツをするにも、それをするのに適した専用の格好があります。

野球には野球の。サッカーにはサッカーの。テニスにはテニスの。

自転車を単なる移動手段と考えた場合、どんな格好で自転車に乗ってもまったく構わないと思いますが、

自転車、とりわけロードバイクをスポーツとして嗜もうとした場合、ロードバイク専用ウェアを着ることは、

非常に有用なこととなります。

ロードバイクウェアに特徴的である、「ピタピタのレーサーパンツやタイツは格好悪いから履きたくない。」

と言う巷の声を時折耳にします。

もちろんこれは一個人の意見として尊重されるべきですし、そういった人に、無理やりビブショーツを

履かせようとはまったく思いません。各人好きな格好でロードバイクに乗ればいいのです。

しかし、間違いなく言えるのは、ロードバイク専用ウェアを着れば、快適で楽だということ。



ロードバイクに乗ってまず最初に感じるのが、非常に特殊なポジションで乗るものだということ

ではないでしょうか。ハンドルよりもサドルが高い所にあり、前かがみで脚を回し続ける。

こんな格好と、普通に直立した姿勢の時と、着るものが同じパターンでいい訳がありません。

ロードバイクウェアの、とりわけアソスのウェアは全ての物が、ロードバイクに跨った時の

前傾ポジションで最適になるように作られています。

わかりやすく言うと、トップスの前パネルの横幅がやや狭くとられ、一方の背中の横幅は大きめに。

着丈も背中側が長めにとられています。また、両腕を前に出しやすいパターンとなっています。

ボトムスは、深く膝を曲げ伸ばし出来るよう、「くの字」に膝の部分がなるように縫製されています。

全体的に風の抵抗を少なくするため、生地がバタつかないよう細身のシルエットであるのも特徴的です。




次に直面する課題は、お尻の痛さ。あれだけ小さくて、薄くて、硬いサドルの上に座るのですから。

まして、乗り込んでいけば、乗車時間もどんどん長くなっていくでしょうから、お尻のストレスは

相当なものです。

ロードバイク用ウェア、ショーツやタイツのお尻部分には、クッション性を持たせたパッドが縫い付け

られています。これにより、劇的に快適性が向上します。

中でもアソスのパッドは、サイクルウェア界でもNo,1の呼び声高い、高品質なパッドとなっています。

さながら、お尻が痛い人の駆け込み寺。

ただやみくもに分厚いパッドにするのではなく、部位による反発力を変えたり、フィット感や通気性など

様々な面から「快適さ」を追求して、アソスのパッドは作られているのです。