第4世代スパイダーバッグは、ヴィジュアル・機能共に大幅進化!
「ビブショーツ」「シャモアクリーム」と並ぶ、アソスを代表するアイテムの一つが「スパイダーバッグ」。ロードバイク ユーザーに向けた、軽量・ミニマル・スタイリッシュなバックパックとして、1st.モデル発表以来、15年以上に渡り、世界中のサイクリストから熱い支持を集めている製品です。そのスパイダーバッグが、2022年秋冬シーズン、遂に4世代目へと進化しました。為替要因や輸送費高騰の影響から、ずいぶん高額になってしまっていますが、たいへん魅力的なアイテムに仕上がっています。
メインファブリックに防水透湿性に優れる新素材を使用
「GT SPIDER BAG G2」と名付けられた新型スパイダーバッグは、アソスオリジナルの新開発 3レイヤー 透湿防水性素材「AIR BLOCK 888」を荷室外側に使用。生地表面のジグザグ模様が印象的なこの素材は、同じく2022年秋冬シーズンからの新商品、EQUIPE R HABU WINTER JACKET S9 & TIGHTS にも使われている素材。軽量でとても柔らかいのが特徴。それでいて耐候性に優れる、まったく新しいメンブレン素材です。荷室へアクセスする中央部のファスナーに加えて、前作には無かったファスナーポケットが左右2ヶ所斜めに設けられ、利便性が向上しています。
※荷室外側の防水性を謳ってはおりますが、構造上、完全防水構造ではないことを予めご承知おきください。背中側は通気性とクッション性に優れた、別のメッシュ系素材を使用しています。濡れると困る物は、必ず袋などに入れて収納してください。
新ショルダーストラップで、ビブショーツとの統一感が抜群!
一見、アソスのビブショーツのサスペンダーと同じかと思えるショルダー部分の素材ですが、新型スパイダーバッグへの採用に際し、安全性の為に強度が高められました。一方、縫い目や生地の折り返しが存在しない LAW CUT(切りっぱなし)処理された作りはそのまま。背負った際にウェアとの見た目・着心地の段差が生じず、非常にスマートで、肩周りの背負い心地は抜群です。
非常に伸縮性に富んだ素材により、どのような体型の方にも、アジャスター無しでフィットするのが特徴。良くも悪くも、胸の前のハーネスなどが存在しないのがアソス スパイダーバッグの特徴です。左右のストラップには、ねじれを防止するスタビライザーが施されています。また、ストラップ下方にはリフレクターを配し、暗い時間帯の横方向からの視認性向上に役立ちます。
背中のクッション性と通気性が向上
新型スパイダーバッグの改良点の一つに、背中に当たる部分の下方の素材が通気性の良い素材に切り替えられている点があります。歴代のスパイダーバッグの背面は、全てが同一素材で構成されていましたが、4世代目となる当製品は、背中部分の下部に、通気性に優れた AIR MESH 3D パネルを施すことにより、クッション性と通気性を大幅に向上させています。これにより背負い心地がさらに良くなりました。
着る感覚で、背負っていることを忘れてしまう
「背負う」と言うよりも、「着る」と表現した方が相応しい、まるで何も背負っていないかのような独特の装用感は、新型スパイダーバッグでも変わりません。背中の肩甲骨辺り、高い位置に「ちょこん」と乗っているような印象で、ダンシングをしてもブレず、長時間の装用でも全くストレスを感じません。
畳むとポケット一つ分のサイズに
使わない際は、クルクルと丸めるとコンパクトになり、ジャージのバックポケット一つ分くらいに収まりますので、ライドの際にちょっとしたお土産を買いたい時などに携行しておくと、たいへん便利です。自転車に乗るシーンだけでなく、トラベルシーンや、日常的なシーンでも大活躍してくれること間違いなし。ご出張のお供にも。お財布、スマートフォン、手帳、ポーチ 、文庫本、etc…これ一つで結構持ち運べます。また、ランニングなど自転車以外のスポーツにもオススメします。
容量は約3.5L
容量は約3.5L。従来品と比較し、僅かですが容量アップしました。人によっては「何を入れるんだ?」というサイズかもしれませんが、ロードシーンにおいては、たったこの容量が増えることにより、大きな違いが生まれることも、幾度となく経験しています。ロングライドの際などは、最高のパートナーとなってくれるでしょう。
暑い時期は、袋入りのロックアイスを入れて背負うのがオススメ!
暑い時期の使い方としてオススメなのが、コンビニやスーパーで売っている袋入りのロックアイス(1kg程度がジャストサイズです!)を背負って走る使い方。これにより、冷却効果の高い、背中の肩甲骨付近を冷やすことが出来ます。中の氷が溶けてきたら袋の封を破り、冷たい水をボトルに移して飲みましょう!あまりに暑い時は身体にかけても良し。これをサイクリングの道中繰り返すことで、暑い時期のロングライドが幾らか快適になるはずです。
ウェアと同じく、使用毎の洗濯を推奨します
尚、スパイダーバッグは身体に密着して使用する商品の特性上、使用毎のお洗濯をお勧めいたします。通常のウェア同様、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗っていただけます。洗濯をしないまま使用を繰り返しますと、汗の成分でファスナーが固着する恐れがあります。ご注意ください。
サイズ: 縦 35cm × 横 20cm × 高さ(最大部)約12cm
材質 : 58% ポリアミド、33% ポリエステル、9% エラスタン
重量:115g(実測)
生産国:リトアニア