暖かさレベル ★★★★★
外気温目安 -6〜6℃
厳冬期にも耐える! S9構造の女性用ビブタイツが登場!
スイス発祥のブランドだからこそ、アソスのウィンタータイツは、その技術力の高さを感じられる代表的なアイテムです。かつての厳冬向けタイツの最高峰「BOBKA TIGHTS(ボンカタイツ)」のDNAを受け継ぎ、レディース冬用タイツとしては初めて、S9世代の「A-LOCK」構造を取り入れました。冬場もトレーニングを欠かさないコアなサイクリストの為に、最新の防風、保温素材を惜しみなく投入。さらに、エアロフィットと動きやすさを追求したエルゴノミックな構造は、アソスのレーシングスペックに相応しい完璧な仕上がりを見せます。それが、DYORA RS WINTER BIB TIGHTS S9 です。
防風 + 保温 のダブルレイヤー構造
冷気を遮断する上部レイヤー「SPHERE ULTRA」
比類なき防寒性能は、下半身の大部分を覆う、TWIN DECK と呼ばれるダブルレイヤー構造によるもの。新開発の防風透湿性素材 SPHERE ULTRAZ により、腹部から座面下側まで、また、臀部側面、太腿、膝周りの広範囲に渡り、防風+保温の2重バリアを形成します。真冬のライド中、正面から受ける冷たい風を寄せ付けません。
肌と密着した空気の膜が保温性と快適性を底上げ
ベースとなる起毛素材「OSMOS HEAVY」
脚部、腰回りなど、製品の大部分において最新の裏起毛素材 OSMOS HEAVY が使われています。これまでのRX系のフリース素材とは異なり、Warp Knitting = 縦編み構造となっているのが特徴。起毛内部の断熱性が非常に高くなっていることに加え、肌に柔らかく、通気性に優れ、快適性を維持することで、パフォーマンス向上に役立ちます。また、生地の外側面がシェルのような役割を果たすこと。従来のフリース素材と比較して、冷気が素材を透過してくる感じが減少しています。
コンプレッションにより、筋肉のサポートと血流を改善し、全身を暖める
新素材 OSMOS HEAVY のもう一つの特徴が、素材の圧縮率が高く、着用した際に適度なコンプレッションを感じること。これにより筋肉をしっかりと圧迫し、サポートすることでライダーのパフォーマンスを引き出そうという意図があります。また、この適度なコンプレッションにより血液の循環を促し、身体の中からも暖かくすることを考えています。
冬場のトイレ問題にも配慮「BLASEN SCHUTZ」
また、下腹部は BLASEN SCHUTZ と呼ばれる、防風+保温のダブルレイヤー構造になっています。膀胱を冷えから守り、トイレの回数を減らすという意味があります。 さらに、デリケートゾーンに当たる、製品内側には縫い目が出ないよう配慮されています。作りの丁寧さをこのディテールからも垣間見るが出来ます。
裾のウォーターバリア素材により、雪解けの路面に最適
裾の部分がウォーターバリア素材に切り替えられていることも大きな特徴です。雪解け水の流れ出ている路面を走り続けるシーンなどで、裾が跳ね上げた水で濡れて冷えない為の工夫です。鉛色のように見えるその素材は、例えるなら、ネオプレーンのようなゴムっぽい素材感ですが、完全な防水性を持つ、日本の素材メーカーが開発した新しいバリア素材です。柔らかく、非常に高い伸縮性があり、強度や耐久性にも優れています。
腰の上部分の RAW CUT 処理で、ストレスの無い着用感をさらに追求
腰の上部分の縁は RAW CUT 処理(=素材を切りっぱなし)となっており、縫い目や段差が無い為、非常にストレスの無い着用感となっております。真冬のアイテムながらも、素材の「薄さ」を感じられる製品となっております。また、背面のサスペンダー部分にはクルマのライトを反射するリフレクターが施されており、暗い時間帯の視認性向上に役立ちます。
異次元のフィット感をもたらす「A-Lock Engineering」
A-Lock Engineering とは、快適性とパフォーマンスを向上を目指した、いくつもの機能的要素の融合体。アソスのS9世代ビブショーツが提唱する“異次元のフィット感”を体感していただけます。
① superFlat Xbib / スーパーフラット エックスビブ
上半身の前側に掛かるストラップは、肩や胸への食い込みを抑えたしなやかな伸縮性が特徴です。一方、背中でクロスした下側のストラップは、より高いテンションを持たせることで、パッドがお尻に吸い付くような安定したフィット感を実現。また、背中を大胆に解放することで汗蒸れを逃しやすく、ウェア内をドライで快適な状態に保ちます。
② ergoBox / エルゴボックス
パッドを擁するお尻のパネルは、ergoBox と名付けられ、周囲を四角形に縫い合わせることで従来よりも安定した構造を実現しました。ダンシングやスプリントなどの激しい動きにも、パネルがよれたり、浮いたりすることがなく、パッドを常に適正な位置に保ちます。
③ Butterfly Pattern / バタフライパターン
本体部分はたった2枚のパネルによって構成されています。蝶が羽を広げたような大きなパネルは、腰の後ろから太腿部を巻き込み、正面下腹部の小さいパネルと結合します。前作より縫い目が30%削減されたことで、素材の柔軟性そのままの心地良いフィット感の実現。軽量化にも大きく寄与しています。
④ rollBar / ロールバー
レーシングカーのアンチロールバー(スタビライザー)から着想を得た構造。背面のストラップは腰の上端部で本体と接合、そこからさらに下側へと延長されて、パッドの土台となるパネル ergoBox と連結します。それにより、パッドを下から持ち上げるような力が働き、お尻との一体感が高まります。また、パッドの両サイドからテンションを補正することで、追従性を高める働きがあり、パッドが体の中心からズレる心配がありません。
⑤RS INSERT / RS インサート
前作 = S7世代 のパッドをベースにして、更にアップデート。まずは、低反発性が改良された9mm厚のインパクトフォーム、それに体重がかかった際にインパクトフォームが左右に広がらないよう、中央部をつなぐスタビライザーが施されました。表面のファブリックも、さらに肌に優しいソフトタッチ素材に変更されています。夏場のアイテムではないので、パッド前部の通気をさらに促すクレーター(孔)加工は、あえて施していません。
フィット感:レーシングフィット(ややタイトなフィット感)
パッドの厚み:9mm
重量 : 348g(Sサイズ)
材質 : 40% ポリアミド、45% ポリエステル、13% エラスタン、2% ポリプロピレン
生産国:ブルガリア