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  • ERLKOENIG = 魔王という名のジャージ





ゲーテ作詞・シューベルト作曲の歌曲として有名な、ERLKOENIG(エルケーニヒ)=魔王。

ですが、今やERLKOENIGの名は、自動車の世界で耳にすることの方が多いかもしれません。







開発中のプロトタイプカーを、一見どのような物なのか判らないようにする為に施す、カモフラージュ ラッピング。

画像をスッパ抜こうとするジャーナリストや競合他社を混乱させる為に、今やどのメーカーも非常に凝った

「Dazzle Comouflage = 眩い迷彩」を施したプロトタイプカーを登場させています。


面白いのが、この派手なラッピングを施したクルマの存在自体が、却って話題になってしまう逆転の現象が起きている点。

このあたり「詳細は伏せたいのだけど、内心話題になってもらいたい。」という自動車メーカーの意図が見え隠れ

しているような気がします。


自動車王国のドイツでは、これらの異様な姿のクルマを、自国の偉大な詩人に敬意を表し ERLKOENIG と呼んでいるのです。



 

そもそもこのようなカモフラージュ ラッピングは、イギリス、ケンブリッジ出身のアーティスト

Norman Wilkinson(1878 - 1971)が、第一次世界大戦中の1918年に、開発中の自国イギリスの艦隊の全容を、

敵から判りにくくする為に、軍艦全体に独自の迷彩柄を施したことが最初とされています。

 


 

これら Dazzle Camo が施された軍艦は、大海原の上では船の大きさや形状に加えて、速度や進行方向までもが、

そのデザインから把握しにくくなり、敵を混乱させる効果が非常にあったとされています。

これらの迷彩柄が施された軍艦は、これまでに延べ4000隻以上造り出されたそうです。







Norman Wilkinson が Dazzle Camo を開発してちょうど100年が経過した今現在。

多くのデザイナー達がこのデザインに再びスポットライトを当てているのが面白いところ。

特にスポーツの世界では顕著で、NIKEを始めデザインに定評のあるブランドが、この柄をフィーチャーしています。

良いデザインというのは、常に時代を超越しているのですね。

上の写真は、当店でも取扱いしているアメリカSMITH社のコレクション。





こちらは数シーズン前のアメリカ GIRO社の Dazzle Collection 。






そして今回ASSOSは、オリジナルのデザインパターンを起こして、大胆にジャージへ。

これまでにない Dazzle Camo で、皆さんを幻惑します!