アソスとはどのようなメーカーなのか
 


「MADE BY CYCLISTS FOR CYCLISTS.」 = 「サイクリストの為に、サイクリストが作る。」


スイス南部、イタリアとの国境に近いスタビオという小さな街に、現在もアソスのヘッドクォーターは

存在します。

1976年創業。アソスはサイクルウェア、とりわけ、ロードバイクのウェアに特化し、それだけを

作っている、言ってみれば、小さなファミリー企業です。

スポーツウェアメーカーという観点で見ますと、ナイキやアディダス、プーマなどとは、規模として

比べるまでもありません。

 


しかし、我々アソスは規模を追ってはいません。ただひたすら、ロードバイクに乗る人にとって、

最高の機能性と品質、加えて高いデザイン性を融合させたウェアを供給し続けることを目指し、

ものづくりを行っているのです。

世界中のサイクリスト達から、信頼され続けるブランドであるために。

そもそも、アルプスの峰々から流れ出る、美しい水が豊富なスイス南部は、世界でも有数の

繊維産業が盛んな地域。

大量生産の為の製造拠点はアジアに移行してしまった現在、スイスの繊維は、高付加価値、

高機能の「ハイテクニカル繊維」の開発が中心となっています。世界で最も機能的に進んだ繊維が、

ここスイス南部に集まっているのです。

アソスは、別会社として「ルガーノ テキスタイル ラボラトリー 」という名の、自前の素材研究所を持ち、

地域で開発されたハイテク繊維をベースに、ほとんどの素材を自社で開発しています。

ジャケットの胸部分、内側に向けて密やかに縫い付けられているタグが、その証。

アソスの多くの物が、世界でも最も進んだ素材を使用しているのです。

もちろん、最高レベルは素材だけではありません。量産品の生産拠点は現在、スロベニア、ブルガリア、

リトアニア等、旧東欧圏に移っていますが、品質管理の行き届いた、アソス専門の工場で

生産されています。

製品の高いクオリティは、製品を裏返してパネルとパネルの縫い目を確認していただければ、一目瞭然。

動きに合わせた複雑なパターンを採用していながらも、正確に、丁寧に、縫製されており、

糸の始末も本当に綺麗。アジアで大量生産された物とは、一線を画します。



アソス社の社長を筆頭に、首脳陣のほとんどが相当なレベルのサイクリスト達です。

プロ上がりのスタッフも多い中で、はっきり言ってしまうと、彼らが、アルプスの山々などを含む、

ロードバイクを乗るのに最高の環境の中で、自分達が着たいと思う物を作って販売している。

それがアソスなのかもしれません。

我々が、もっぱら究極のロードバイクウェアを作ることに専念している為、それが万人のニーズや

趣味、費用に合っているとは思っていません。しかし、それでいいのです。

そうであるが故に、アソスは真のサイクリストにとって、痒いところに手が届く製品を生み出すことが

出来るのです。



同時に、我々が抱いている大切な理念に、「少ない買い物で、より良い物を。」があります。

私たちは消費と無駄を減らすという意思を持ってビジネスを展開しています。ですから、最高品質の

素材とデザインを製品に使用し、最高の耐久性を持たせています。

多くのユーザーより、「アソス製品は長持ちする。」、「アソス製品はへたらない。」という声を頂戴します。

これを販売機会を逃していると捉える経営者がいるかもしれませんが、我々は無駄と過剰な資源の

使用を減らすことが、重要なミッションだと考えているのです。